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社員の体験記-アルミ型材の関西金属製作所

関西金属製作所の社員達が体験した事をリポートします!

営業マンの伸銅の押し出し工場見学

先日、アルミ・伸銅の工場見学に行ってきました。



伸銅工場

まず始めに、伸銅の押し出し工場を案内して頂きましたが、工場内には伸銅のスクラップが大量に保管されていました。
案内して頂いた方の話では、近年の原材料の値上げにより、昔製品として出荷したものが材料として戻ってくることが多いそうです。

原材料の安かった時に買った製品を商品として販売するよりも、材料としてメーカーに販売するほうが利幅が大きいからだそうです。
悲しい話だと言っておられました。


押し出しの工程はまず500mm程度の長さのビレット(丸棒のような物:7インチ用で176¢ありました)を650度に熱するのですが、その工程をかなりの至近距離で見せて頂きました。
熱せられたビレットは見るからに熱そうで真っ赤でした。

ダイスがセットされた押し出し機に運ばれたビレットはまるで、トコロテンの様に押し出され、製品の形状になります。話では何度も聞いていましたが、直に見て圧倒されました。
一度の押し出しで50M程が押し出され、それを定寸にカットし、ストレッチャーという機械で引っ張りネジレや反りを矯正します。

アルミの押し出し工程もほぼ伸銅と同じですが、1点だけ大きく違うところがありました。
それは最初のビレットを熱するところで、アルミは500度まで熱するのですが、見た目は全然赤くないのです。後で聞いた話では、アルミが赤くなる時は、ド ロドロになっているので押出しできないとのことでした。見た目が分からない分、取り扱いが危険だと言っておられました。

2時間程度の工場見学でしたが、初めてのことだらけでどこを見れば良いのか分からず仕舞いで、ただひすら圧倒させられるばかりでした。

今回工場見学させて頂いてかなり勉強になりましたが、まだまだちゃんと見れていないところも多いと思うので、また機会があれば工場見学に行かせて頂きたいです。

今回の工場見学をさせて頂いたメーカーの方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

 

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